2016.10.29 Saturday

秋の七草

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    JUGEMテーマ:俳句

     

     

     

    悠人さんが主宰する第22回ブログ句会「悠々自適」の結果がでました。

    兼題は「萩」を含む「秋の七草」から単体の花、もしくは自由題。

    上五を「や」で切り、中七下五をひとつのつながりのフレーズで下五に動詞もしくは形容詞などの

    藤田湘子の【型・その1】の応用で作ってみましょうというルールでした。

     

    ◆選句したのは以下の5句です〜

     

    特選:35番 木犀や息甘くなる重くなる(まるちゃん2323、4点・特選1)
    キンモクセイの甘い香りも、風が運んでくれる程度ならよいかもしれませんが、強すぎてむせかえる時もあります。感覚的な一句ですが、「息甘くなる重くなる」を何度も読んでいるうちに、作者と同じ感覚にいつしかとらわれ、しまった!と思うのです。


    並選:5番:萩原や線路果てるも交わらず(ゆみこさん、8点・特典2)
    終点になっても、線路の二本の線は重なることはない。そこへ広がる萩原。「交わらず」の言葉の強さから、論語の「和而不同」(和して同ぜず)という言葉を思い出しました。

    *ゆみこさんのブログで「結婚しても永遠に交わることがないのではないか・・」と「ネガティブ俳句」と

    話されていました。わたしは線路の寄り添いつつも「交わらず」を肯定的に受け止めましたが、

    「萩原」を季語にもってくると、どこか寂しさがつきまとうのでしょうか・・


    同:10番:白萩や少女の頬に泪あり(清兵衛さん、2点)
    「白萩」と「少女の頬に泪」の取り合わせが効果的だと思いました。


    同:29番:白萩や小さき滝に名のありて(マミーエリさん、4点)
    空気の澄んだ美しい光景が目に浮かびました。


    同:31番:初萩や水子地蔵の頬ゆたか(享仙さん、5点・特選1)
    ふだんなるべく目に入れないようにして通り過ぎる「水子地蔵」。その「頬」が「ゆたか」だというのです。萩の小さな花と水子地蔵の頬が響き、美しくもあり、切なく哀しくなる一句。


    ◆わたしの結果は以下の通りです〜どうもありがとうございました。

    〇すすき野やひとつ失ふ貝ボタン(10点 特選2)

    〇きちかうや看板猫は薄目開く(1点)

    〇白萩や経典なぞる筆ふるふ(1点)

     

    *兼題の「萩」よく見たことがなかったので、母につき合ってもらい東京・国分寺の殿ヶ谷戸庭園に

    吟行に行きました。あいにく見ごろは終わっていましたが、母とよい時間が持てました。

    「萩」の傍題に「萩散る」も知り、さっそく使ってみました。

     

    〇萩散るやちかづく鯉の金茶色(東京ロマンチカ句会投句)

     

    *悠人さん、取りまとめや鑑賞をどうもありがとうございました!

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