2015.11.30 Monday

先生の帰帆

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    JUGEMテーマ:俳句


    せんせいのきはんまちをりこはるぞら     季語:小春空(冬)


    〇先生の帰帆待ちをり小春空(まいまいクラブケータイ写真俳句:銀、11月27日付)

    ◇大高翔先生講評◇
    句集名『帰帆』を詠み込んでくださり、また句の意味としても自然に成り立つ作品をありがとうございます。
    「待ちをり」の思いが、「小春空」に満ちていくようで、じんと胸に響きました。
    やさしい「小春空」が、見守ってくれているようです。

    まいまいクラブの12月1日付の休止に伴い、「ケータイ写真俳句」もとうとう最終回となりました。
    昨年5月の初投句以来、約1年半あまり。最終回は大高翔先生への感謝を込めました。
    事務局からのお知らせによると、先生が『わたしの「ケータイ写真俳句』と題した俳句の思い出などの
    メッセージを募集しブログを通じて掲載してくださるとのこと。
    こちらに書かせていただき、また後ほどアップしたいと思います。


    【まいまいクラブケータイ写真俳句】
    ※カッコのないものは選外。

    <2014>
    (5月)
    ・向かい風大きく吸って鯉のぼり(佳作)
    ・衣更え廻りめぐって母の服

    (6月)
    ・波待ちの軽鳧の子らをり湘南路
    ・金星の侍見たし梅雨空に
    ・西瓜喰ふ源五郎とて落ちにけり
    ・白組のどんでん返し梅雨晴間(佳作)

    (7月)
    ・かくれんぼ蛍袋に見いつけた
    ・お地蔵も歩く紫陽花小径かな
    ・雷雲やゴジラの曲をしたがえて(佳作)
    ・マツコさん引っ張りだこの夏の陣

    (8月)
    ・囚われの向日葵ありぬ校舎裏(佳作)
    ・T字路の風にあいさつ秋ざくら
    ・滑走路に離陸体制赤とんぼ(佳作)
    ・露店湯に雲浸かりをり赤とんぼ

    (9月)
    ・乾くまで泣いて歩いた夏の果て
    ・鰯雲ときどき思い出し笑い
    ・五線譜に月の旋律書きうつさむ
    ・もうそうか角の家には曼珠沙華

    (10月)
    ・十三夜小さき亡骸迎うべく
    ・空のない我が墓ロッカーの秋思
    ・ちぎれ雲おのれで掃きたる芒かな
    ・五七五刻むまな板秋深し
    ・金網に顔を出したる杜鵑草

    (11月)
    ・秋の陽に手足を伸ばす木立かな(銅)
    ・ひとつずつ咲き終わりゆく冬隣(佳作)
    ・団栗や腕白の手に捕まりぬ(佳作)
    ・冬の日はすらり長身影の我

    (12月)
    ・ピチッパチッ開く音なり松ぼくり
    ・みちのく路別れ惜しむや冬の虹
    ・子離れをするかのように木の葉散る
    ・文庫本めくりいつかの紅葉落つ


    <2015>
    (1月)
    ・デパートにトナカイ待機聖夜来る
    ・松過ぎぬ流るるままに二羽三羽
    ・荒磯海の沖は白波干大根
    ・蜘蛛の糸たれてきさうな凍空よ


    (2月)
    ・雪兎飛び跳ねてるよほらあそこ
    ・トランペットの空やはらかく春立ちぬ
    ・春の香をぱんとたたいて洗濯す(佳作)
    ・まつすぐに春日を受くる豆果かな

    (3月)
    ・咲いたよと弾んだ母の梅便り(佳作)
    ・あの夜の3.11を留めおく
    ・春の雲玻璃に映して空となる(銅)
    ・日曜のまどろむ朝を初音かな(銀)

    (4月)
    ・地下水のざわめきだして春の宵(佳作)
    ・杖をつく母に寄り添ひ沈丁花
    ・坂道を自転車押せばつくしんぼ
    ・新緑の空持ち上げる太神楽

    (5月)
    ・同居人増えたようです小鳥の巣
    ・木香薔薇老ひたる母の待つ家に
    ・百年を老樹支へて藤の花
    ・さらさらと更紗染め上げ若葉風(佳作)

    (6月)
    ・眠さうな大輪の薔薇夕暮るる(佳作)
    ・雨上り玻璃にたゆたふ薔薇園
    ・いそいそと釣り糸垂らす夏河原
    ・先づ詫びて十薬を刈る荘の庭

    (7月)
    ・けふ夏至の母の手術の長きこと
    ・雨ぽつりぽつりほうたる薄れゆく(金)
    ・銀紙の星撒く雨の星祭(佳作)
    ・詩の本を喪中の友へ青嵐
    ・さるすべり微熱のつづく日暮かな(佳作)

    (8月)
    ・厨まで追ひかけてくる夕焼かな(銀)
    ・朝顔の待つ退院の朝かな
    ・似顔絵のわたし笑っている初秋

    (9月)
    ・落蝉を踏みたる足の疼きけり(佳作)
    ・秋雨や重たいコインランドリー
    ・秋の虹メール書く間に失くしけり(佳作)
    ・秋草や一雨ごとに染まりをり

    (10月)
    ・降り立てば南国の花空は夏
    ・留守番はばあばがいれば秋うらら
    ・日の出待つ薄紅色の秋燕(佳作)
    ・色づくや麒麟の足は薄紅葉

    (11月)
    ・遥かなるモスラの歌よ秋の蝶
    ・宙(そら)の旅お伴しませう草の絮
    ・冬に入るスワンボートはつながれて
    ・先生の帰帆待ちをり小春空(銀)
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